憂鬱な「便秘」には沖縄料理の白菜ンブシー!泡盛のお湯割りで腸もほっこり – CAMPANELLA [カンパネラ]



働く女性を悩ませる「未病」。冷えや肩こり、頭痛、むくみ――その退治に役立つのが、食べて症状を緩和させる「ざっくり薬膳」。飲食専門のフリーランスライターで、国際中医薬膳師でもある木原美芽さんが、薬膳の基本を語りつつ、平日夜でも手軽にできる薬膳レシピを紹介する本連載、第4回は肌荒れの原因にもなる「便秘」の改善に役立つ薬膳を取り上げます。

季節問わず、女性のお悩みとして多いのが、お通じ問題。実際、厚生労働省が実施する「国民生活基礎調査」を見ると、便秘症状ありと答えた人の数は70歳未満では男女差が2倍から4倍ほども差があるのです(高齢になると男女差はぐーっと縮まります)。

使い終わったものをキレイさっぱり身体から出すお通じの役割が滞ると、肌荒れや冷え性、食欲不振、頭痛などを引き起こすことも。未病が新たな未病を呼ぶ、大変ありがたくないループです。

こんな負のループを断ち切るお手伝いとして、今回は沖縄料理的調理法も取り入れ、冬が旬の白菜を使ったンブシー(みそ炒め煮)やにんじんしりしりなどの定食をご提案します。

下剤にすぐ頼らず、食生活を見直そう

中医学で「便秘」を学ぶ際にはこう言われます。「症状は単純だけど、原因は複雑」。ですから各人の体質や症状を深く理解した上で、対策を考えなければならないというわけです。

しかし、特に30〜40代の女性の場合は、「気の滞り」や「血の不足」、「血の滞り」が原因というケースがメイン。そのため、いわゆる下剤を使うのではなく、生きるためのエネルギーである「気」や、体内に食べ物から得た栄養を運ぶ役割を持つ「血」を補い、それがうまく身体中に巡らせることで、症状は十分改善できることが多いのです。

ストレスが多い、運動不足、食事に偏りがある、貧血気味……。便秘以外にも、こんなお悩みを持っている方は、上記が便秘の原因になっている可能性大。あまりひどいケースはクスリを併用しながらも時には必要ですが、一緒に食事を含めた生活習慣を見直して下さいね。

ちなみに、身体中をくまなく観察し、詳細な問診を必要とする中医学では、診断方法のひとつに、舌診を行います。その名の通り、「舌の様子を診る」もの。舌の色や形、舌苔の状態などを観察し、身体が今、どんな状況なのか判断するのです。

正確な判断には豊富な知識と経験を必要としますが、自分自身のために、時々、舌を鏡で見るクセをつけておくといいですよ。ちなみに私は、薬膳を学んで数年経ちますが、残念ながらいまだ「血の滞り」が取れず、舌がやや青いです。でも浮腫は随分緩和されたので、舌周りの歯形が薄くなりました。

ネットで「舌診」と検索すると、正常な状態や不調時の場合の写真が出てきますので、参考にしてみて下さい。



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